今回はエグゼクティブを目指す人のトップマネジメント研修のポスターを作成してみます。
僕もエグゼクティブを目指す身(!?)なので、気合を入れてがんばります( ̄ー ̄)ニヤ
まずは、作業時間1時間を目安に作ってみます。

会社における中堅社員にむけてのポスターとして、20~30代の男性のサラリーマンの写真で作成してみました。
向上心をもった若い男性社員に「一緒に上を目指す仲間、ライバルがいる!」という共感を高める効果はあると思います。
しかし、写真そのものから発せられる求心力というものは低く感じます。
今度は、写真を変更して、ポスターのイメージを変えてみたいと思います。
イメージに適したデザイン
エグゼクティブには、「企業などの上級管理職。経営幹部。重役」という意味があります。
セミナーの対象は上級管理職や経営幹部などの高い地位を目指す若手社員であることを想定しています。
このような人たちを引き付けるには、どのような写真が効果的かを考えてみます。
目的意識の高い人たちは自分の将来像を少なからず思い描いているはずです。
ですので、彼らの将来像をイメージを表現するため、使用する写真のイメージを「会社の経営幹部」にしてみます。
そして、写真の人物は「初老の外国人男性」にします。

社会のグローバル化が進む中、アップルやフェイスブックなど外国企業が目覚ましい成長を遂げています。
スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなどカリスマ経営者(カリスマって表現古いかな・・・)の存在に憧れをいだく男性も多いでしょう。
むろん、僕も憧れてます。どのくらい憧れてるかというと、スティーブジョブズの名言日めくりカレンダーを自分の机におき、iphoneを使い、ジョブズの自伝を読むくらい(ヤマザキマリとうめの漫画完読。本はぶ厚すぎて途中で飽きた。)憧れてます。(独裁行為はNO)
ジョブズのような初老の外国人男性の写真を使うことで「外国人のカリスマ経営者」をイメージさせ、エグゼクティブのイメージをグローバル社会を股にかけるイメージに引き上げます。
写真以外にも、フォントを明朝体、セリフ体に変え、上品で落ち着いた雰囲気のポスターにしてみました。

試作と比べて、大分印象が変わったと思います。見る人によって、どちらが良いかという好みは分かれると思いますが、改善後の方がインテリジェンスな雰囲気がありますよね。


しかしながら、注意しないといけないのが、写真の人物が講師だという誤解を招く可能性があるということですね。右のポスターは顔が全面に出すぎているという点では、あまり良いポスターとはいえないですね。
今後は、そういった誤解を招きにくいデザインを作成するという点にも注意を払いたいと思います。
〈素材元〉「写真AC」https://www.photo-ac.com/
無料で利用できる画像がたくさんありますので、デザインを勉強される方にはおすすめのサイトです。
〈参考書籍〉「もっとクイズで学ぶデザイン・レイアウトの基本」株式会社 翔泳社
今回の記事を作成するにあたって、参考にさせていただきました。デザインの初心者にも分かりやすく解説されています。
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