~前回までのあらすじ~
”樺島灯台”に向かった僕達だったが、どうやら道を間違えてしまったようだ・・・いったい何処にたどり着いたというのだろうか!
<前回>【博士といく野母崎ぶらり旅 #04:田の子島周辺その2編】
スポットM:「権現山 ~権現山の頂上でアイを叫ぶ~」
ここはどこだ!?
山の上から見る野母崎の海も格別だな~。
どうやらここは”権現山”という場所みたいですね。
まぁ来てしまったものは仕方がない。ぞんぶんに満喫してみようじゃないか!
たしかにこれも旅の醍醐味なのかも。
おや、なにやらPower(パワー)を感じるぞ・・・・!
向こうだ!!!
博士の第六感がだんだん研ぎ澄まされてる!!
(のろし台の写真と博士)
これは!昔映画で見たことあるぞ!!
なんか髪がすっごい長い女の人が出てくる・・・
博士!似てますけどそれじゃないです!
そもそも、これ井戸じゃないですよ。
後ろに説明が書いてますね。これはのろし台のようです。
外国船を見つけたら、ここからのろしをあげて通報してたんですね。
現代では電話やメールで簡単に通報できるが、昔はそうはいかないものな。
こうして昔の人の創意工夫が現代社会に礎を築いたんだ。
そう思うと、感慨深いものを感じるな。
展望台に上ってみましょうよ!
おお!これは素晴らしい!!
今までの道のりがすべて上から見渡せるのだな!!
晴れているから遠くまできれいにみえますね。
おお、鐘があるぞ。108回ついて煩悩でも払うか!
除夜の鐘にはまだ早いですよ!
調べてみますと、この鐘は広島平和公園の平和の鐘(悲願の鐘)と呼応する夫婦鐘の「発起の鐘」(まごころの鐘)とのことです。
そんな由来があるとは・・・・
そういって博士は鐘を突いた・・・
令和になっても平和でありますように!
さあ行こうか
・・・
我々は、世界の平和への祈りを捧げ、権現山を後にした。
〈周辺MAP〉
スポットN:「樺島の大ウナギ ~予兆~」
ここが天然記念物のおおうなぎがいる場所か。(ジュルリ)
博士!よだれ!
気にするな(博士が井戸をのぞき込む)
暗くてよく見えない・・・
すいません。今調べたんですが、その井戸に住んでいた8代目うな太郎はすでに2011年に亡くなっているようです。
なっなんだって!!
新聞にも取りあがられてました。
体長1.8m、体重12.6キロ、推定年齢は30歳で、死因は老衰とのことです。
※当時の新聞の記事「うな太郎が大往生 古井戸の主 推定30歳のオオウナギ」
うなぎって30年も生きるのか・・・
というか8代目って代々「うな太郎」の名は襲名されていたのか。
歌舞伎の海老蔵さんみたいだな。
リサーチした範囲では9代目は襲名されていないようです。
でも、奥の水槽に次世代を担うオオウナギがいるようですよ。
おお!これが次世代を担うオオウナギか!!
想像よりでかかった・・・
さすがにこのサイズを食べきるのは骨だな。
天然記念物ですから!食べたらダメです!
みたまえ!
どうしたんですか!?
オオウナギの顔だしパネルがあるぞ。とりあえず顔を出しておこう。
まるっきりUMAですね。
”思いっきりテレビ”みたいに言うんじゃない。
(!?)
なんだこのうなぎのムーブは!?
なんか動き出しましたね。
すごいムーブしてる。
ムーブ!!!
ど・・・どうしたんですか?博士?
あの動き。やけに活発だと思わないかね・・・
まるで私に警告しているかのような・・・
(そこはムーブって言わないんだ)
胸騒ぎがする・・・・
考えすぎですよ。
~後日(ちょっとだけ未来の話)~
オオウナギの予言が的中したよ・・・。
えっ嘘でしょう!なにがあったんですか!
神社を散歩中に鳥にフンをかけられた・・・
・・・
なぜ・・・あの時、オオウナギが忠告してくれたのに・・・・
なぜ防げなかったんだ!うわぁああぁああああああああ!!!!
(予言なの?)
〈周辺MAP〉