スポットFその2:「千々石観光センター ~さよなら雲仙~」
リーマン
博士。どうしんたんですが。また観光センターによりたいだなんで。
博士
なに、ちょっと日が沈むさまをみたくなったのだよ。
博士・分身
・・・・・・
博士がまたしてもセンチメンタルな雰囲気をだしている。
リーマン
博士?分身さん?
博士、分身「 さよならだ !!」
そういって博士たちはふっと消えた。
まるで夕日が海に沈むかのように。
リーマン
今回も唐突に消えるんですね。まったく・・・・
僕らの旅は、日常の延長にある小さな旅だ。
それでもその旅は有意義だ。
気付いてないだけで、どんな場所にも驚きや感動が隠れているのだ。
僕の閉じていた世界もほんの少しだけ開いたような気がする。
「”次も”有意義な旅であらんことを。」
残された2枚のマスクがそう呟いた気がした。