~前回までのあらすじ~
雲仙温泉を満喫した我々はついに、旅の終わりをしめくくる最後のお店を探すことになった
<前回>【博士といく雲仙ぶらり旅 #04:雲仙地獄めぐり編】
スポットL:「茶房いま村 ~雲仙の歴史~」
再度、現場到着
ちょうどここから美味しそうな香りがするぜ!!
雲仙ハヤシライス・・・興味深い。雲仙の湧水で点てた珈琲も味わえるようだ!!ここにしよう!!
我々は、今回の旅の締めくくりとして、茶房いま村で夕食をとることにした。
雲仙でとれたジャガイモ入りの雲仙ハヤシライスだ。
やはり雲仙のジャガイモは美味しいな。
ソースも濃厚で最高だ。
おすすめのチキンドリアも最高だ。トロトロの卵とチキンライスが抜群の相性だぞ!!
雲仙の湧き水で点てた珈琲はとてもまろやかですね。味も香りも味わい深いです。
我々は美味しい料理を満喫した後に、お店のお母さんから興味深い歴史を聞いた。
お店のお母さん:
代々、この土地で商売をしてます。
以前はお土産さんでしたが、昭和61年に喫茶店になりました。
歴史があるお店なんですね。
お店のお母さん:
雲仙温泉は昔は外国の方に人気の避暑地だったんですよ。
ヘレンケラーも来たことがあるんですよ。
ヘレンケラーも!!
お店のお母さん:
昔は小坊主(若い修行中の僧)さんもたくさんいましたよ。
やはり仏教にとっては重要な修行地だったんだな。
お店のお母さん:
雲仙の地獄は仏教のイメージが強いと思いますが、キリスト教徒に対する拷問をしていた場所でもあるので、キリスト教にとっても地獄なんですよ。
そうだったのか・・・・
お店のお母さん:
毎年5月第3土曜日には雲仙殉教祭も行われているんですよ。
初めて知りました・・・・雲仙でもキリスト教の文化が息づいているんですね。
お店のお母さん:
この地区では大人より子供の方が歴史に詳しいかもしれないね。
この地区は雲仙こどもガイドがあって、子供たちも雲仙の観光に協力してくれているんだよ。
地域が活性化の一環ですね。素敵ですね。
お店のお母さん:
それでも年々人が少なくなっていてね。来年にも小学校は閉校になるみたいなんですよ。
残念だぜ・・・・
お店のお母さん:
2月にはエコタツ(地熱を利用したコタツ)のイベントもあるんですよ。花火も打ち上げあるので、ぜひ来てみてください。
面白そうだ!!2月にも行ってみよう!!
単純に観光スポットとして楽しむだけでなく、現地の人の声も聴いてこその旅だと思うのだよ。
人の数だけ考え方や人生がある。それをいったんでも聞くことができるのは、もしかすると一番のお土産なのかもしれませんね。
ふむ。土産話とはよくいったものだよ
ねがわくば、このレビュー記事で雲仙の地域貢献になることを祈って。
我々は地獄とは程遠い居心地のこのお店から出発するのであった。
〈周辺MAP〉